野村忠宏が復帰戦で優勝!対戦内容詳細・動画・対戦相手の成績は?
23日、スイスのジュネーブで行われた国際大会、スイス・オープンに野村忠宏が出場。
2011年8月以来の復帰戦だったが、見事優勝して復活をアピールした。
世界ランキング上位の選手は出場していなかったが、38歳という年齢に加え
1年半以上のブランクがあった中での国際大会。
3年後のリオ五輪も視野に、野村が再び動き出した。
かつて、「小さな巨人」や「平成の三四郎」と呼ばれた男が帰ってきた。
1996年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテネとオリンピック3連覇の
偉業を達成した野村忠宏が、1年7ヶ月以来の試合で優勝。
今年1月には、8月の「第43回全日本実業柔道個人選手権大会」に出場することを明言していた野村。
右膝などの古傷を抱えており、08年、12年と続けて五輪出場を逃していたがも現役を続ける決意を表明していた。
実践感覚を取り戻すために参加した今大会。
大会前の会見では、
「負けたら終わりという覚悟。過去のプライドは捨て、でも柔道家の誇りは持ち、強い姿を見せたい」
と語っていた。
また、3年後のリオ五輪も見据えており、
「普通ならあり得ない挑戦。でも、40歳を超えて金メダルを取ったらどうなるかと、ぼやっと想像しちゃう」
とも話している。
【対戦相手・詳細】
1回戦:地元の大学生
39秒、背負投で一本勝ち
2回戦:フランスの国内大会で2位に入った実績を持つ相手
野村が背負投で技有を奪うが、足車で強引に巻かれて技有を失陥。残り6秒で背負投で有効。
3回戦
右大内刈⇒右大外刈⇒背負投と連絡し、一本勝ち。
準決勝:
2分10秒に右背負投で有効。4分過ぎに背負投で技有を奪って優勢勝ち。
決勝:スイス国内大会1位の実績をもつ、ルドビック・シャンマルタン(スイス)
残り40秒で「指導」を受け苦しい展開となったが、試合終了19秒前に左大外刈で一本勝ち。
【野村忠宏の動画】
アトランタ五輪決勝
シドニー五輪決勝
アテネ五輪決勝
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